日本の本格的なチーズ製造は明治時代に北海道ではじまりました。以来100年以上に渡り、日本でチーズというとプロセスチーズが当たり前でしたが、現在ではナチュラルチーズもかなり定着してきました。
また30年ほど前から小規模のチーズ工房が誕生しはじめ、2000年以降は政府による開発助成金や技術支援もあり、現在では全国で100件近くのチーズ工房があると言われています。
アルチザンチーズ from 日本
さくら(Sakura)
チーズの上に塩漬けの桜の花がのっていて、まるで和菓子のように可愛い日本のチーズ。桜の香りになめらかな口溶けで、日本酒にも合います。
ヨーロッパで開催されている「山のチーズオリンピック」というコンテストで日本のチーズで初めて金メダルを受賞しました。北海道の共働学舎新得農場で作られています。
■Lesson7-9 まとめ■
- 日本の本格的なチーズ製造は明治時代に北海道で始まった。
- 日本ではプロセスチーズが当たり前だったが、30年ほど前から小規模のチーズ工房が誕生しはじめ、現在では全国で100件近くのチーズ工房が存在する。
- 日本のアルチザンチーズとして、「山のチーズオリンピック」というコンテストで日本のチーズで初めて金メダルを受賞したのが、「さくら」である。チーズの上に塩漬けの桜の花がのっており、桜の香りになめらかな口溶けで日本酒にも合うチーズ。