チーズはバラエティに富んだ嗜好性の高い食べものです。ですから当然、それを扱う道具もバラエティに富んだものになります。
特にチーズを切ったり削ったりするための道具は種類がいろいろあります。チーズが種類によってやわらかいものや硬いもの、大きいものや小さいもの、生地もほろほろと崩れるようなものからベトッとしたものまで、形も、用途も多岐にわかれるものですから、それぞれに適した道具が存在するのは当然のことだと言えます。
例えば
- やわらかいチーズを切るにはベトッとしないように刃の幅が狭いナイフがよい。
- 硬いチーズは切るより、磨り下ろしたり細かく砕いたりして、調味料にすることが多い。
- ほろほろと崩れる青カビチーズはワイヤーなどでスパッと切るのが最適。
などなど。
チーズはあざやかに切ることによって切り口がきれいになると、食べたときの口あたりがよくなり、より美味しくなります。また切り口をきれいに切っておけば余ったときに保存しやすく、劣化も弱まります。何より、きれいに切った方が見栄えがよく、食欲をそそりますよね。
いろいろ買い集めるのが経済的に難しい方は、画像のような刃が細くて先が鋭利なナイフをひとつ持っていればある程度は汎用性があるのでおすすめです。しかし、特定の種類のチーズや用途を頻繁に使うようであれば、やはり道具は揃えておいて損はないでしょう。
それでは次から、チーズをより楽しむためにぜひとも揃えたい道具達について学んでいきます。まずはチーズを切ったり削ったりする道具について学んでいきましょう。