チーズをより楽しむために、チーズ以外の副材料もしっかり用意しましょう。
付け合わせの食材
パン(必須)、バター、クラッカー、フルーツ、ドライフルーツ、野菜、蜂蜜、ジャム、オリーブオイル、マスタード、ナッツ類(クルミ、アーモンド等)など。
ジャムや蜂蜜など甘いものと合わせたい人、フルーツや野菜などとさっぱり食べたい人など、ゲストによって傾向がありますので、ひととおり揃えておきます。
パンやクラッカーは、ガーリック味などのように味がついているものだと、チーズの味が負けてしまうことがありますので、避けるようにしてください。ただしレーズンパンなどのドライフルーツ、くるみパンなどのナッツ類は例外的にチーズと合いますので選んでもかまいません。
ドリンク
ワイン、その他のアルコール類、アイスティー等。
ワインは辛口の白と、ミディアムかフルボディの赤を揃えておくとどのチーズにも合わせやすくなります。青カビチーズのような強いものがあるときは甘口の白があるとよいです。
チーズナイフ
ナイフはチーズの種類分あるとベストですが、なければお湯をそそいだピッチャー等を用意し、別の種類のチーズを切るときにナイフを浸して洗い、ペーパータオル等でふきます。
飾り
葉、お洒落な紙、花など。
旬の植物を添える等、季節感を出すとよいでしょう。
プレート
メインプレート、取り皿(ゲストの人数分)。
プレートはデザインによっていろいろな種類が考えられますが、チーズが転がらないように、平らなもの、またはふちがあるものを。
様々なチーズプラトー用のプレート
その他あると便利な道具
白カビチーズやウォッシュチーズなど、生地が流れ出るタイプのチーズがある場合は、切り口に当てておくストッパーがあると便利です(大理石のスティックや、プラスチックフィルムなど)。
■Lesson11-4 まとめ■
- チーズをより楽しめる、チーズ以外の材料をそろえておくことも大切なポイント。
- ジャムや蜂蜜など甘いものと、フルーツや野菜などとさっぱりとなど、ゲストによって傾向があるため、それらの素材はひととおり揃えておくとよい
- パンやクラッカーは、味がついているとチーズの味が負けてしまうことがあるため避けるのが基本。ただしレーズンパンなどのドライフルーツ、くるみパンな どのナッツ類はチーズとの相性がよいため選ぶことも可能。
- ワインは辛口の白、ミディアムかフルボディの赤を揃えておくとどのチーズ にも合わせやすくなる。 青カビチーズのような強いものがあるときは甘口の白があるとよい。アルコール以外のドリンクもそろえておく。
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メインプレートはデザインによっていろいろな種類が考えられるが、チーズが転が らないように、平らなもの、またはふちがあるものを選ぶとよい。木や陶器、大理石や黒板調のものなど、プレートにより全くことなる雰囲気を演出することができる。